家づくりの際の要望としてあったのは母の衣類を収納できるスペースであり、昔の嫁入り道具といえばタンスなどですが、おしゃれなだけに衣類が多くそれに入りきる量ではありません。せっかくの新築一戸建てですから、物置にしまいっぱなしになって、どこにお気に入りの衣類があるかわからない状態を解消したかったようです。住まい全体は和風の造りであり、ふすまを開けると窓の1つある広めの収納スペースが母のために用意をされました。婚礼家具として持参した大きなタンスを4つおいて、さらに回転式の大きなラックがおけるほどのスペースです。ほかにも透明の引き出しなども置いているので、衣類用に用意をした部屋ではありますが、普通にプライベートルームとして暮らせる十分な広さがあります。おしゃれ好きな母にとって余裕のある衣類の収納庫はヒットだったようで、かなり重宝をしていますが、余裕があったのも最初の数年です。洋服好きなのでさらに衣類が増えてしまって、今では少し狭いくらいです。